2015年9月29日火曜日

大田区立出雲小学校5年生の俳句教室



大田区立出雲小学校5年生の俳句教室です。紅葉にはまだ
早い季節ですが、すがすがしい秋の青空の下の校庭に出て
俳句の種を探しました。意表をつくような句や取り合わせの
すばらしい句ができました。

 【出雲小学校5年生の俳句】

せみの声風がふくたび消えてゆく

踊り出す梨のようせいふなっしー

リズムよくマツボックリが落ちていく

天の川ぼくらの星もあるんだよ

啄木鳥の木をつくリズム四分音符

霧が住む仙人たちが食事会

2015年9月26日土曜日

豊島区立千早小学校5年生の俳句教室











今日は豊島区立千早小学校5年生の俳句教室でした。
あいにくの雨模様でしたが、子どもたちは積極的に作句に取り組みました。

【千早小5
年生の俳句】


真夜中にかけっこしてる流れ星

バスの窓みればイチョウの旅立ちだ


妹が買ってとせがむちとせあめ


秋風は衣の色を変えていく


渡り鳥太陽こぼれる日を求め


森の中真っ赤にそまるもみじの葉

2015年9月25日金曜日

豊島区立高松小学校5年・6年生の俳句教室






豊島区立高松小学校5年・6年生の俳句教室を2日に分けて行いました。景色だけでなく、鬼怒
川の洪水や憲法改正を詠った句があって、関心の広いのに驚きました。
【豊島区立高松小5年生の作品】

秋出水人もお米も参ったよ

雨の日に窓からのぞくもみじの葉

三杯目今日のご飯は新米だ

からの箱木の実入れればたから箱
  
【豊島区立高松小6年生の作品】

天高くゆうぐれどきに鳥帰る

星月夜かがやく未来探してる

栗ご飯お釜を見たらご飯ない

文化の日憲法改正やめてくれ

紅葉の葉おけしょうしているみたいだな

2015年9月16日水曜日

第12回ジュニア俳句祭





江東区教育センターで開催された第12回ジュニア俳句祭には、児童生徒に保護者を含めて162名が参加。
現代ジュニアコンクールへの応募には106校、14,743人から25,809句が寄せられ、大賞以下八十四名を表彰。
表彰式の後に行われたジュニア俳句会は、小・中・高校生31名が参加、活発な意見の交換があった。


 【現代ジュニア俳句コンクール 大賞】

せみしぐれからぶりしたらきこえたよ    
             鈴木 瑞基 江東区立水神小4年

現代ジュニア俳句コンクール 学校賞  
             八王子市立  みなみ野中学校
 【主な入賞作品】

缶ドロップしゃかしゃか鳴らすこどもの日 太田  圭

兄ちゃんの大きい背中梅雨夕焼け    山井 遥斗

木琴をたたいてたたいて春を呼ぶ     田上 まゆ

ぬか床のきゅうり三本すいみん中     倉 煉太郎

青バナナ受験勉強始めます        金子 史佳

背泳ぎの手に夏空を独り占め       徳原 悠月

更衣白優勢のオセロかな          高沢 杏実

【ジュニア俳句会の上位作品】

車窓から見えたコスモス夢の色     中村 遥夏

弟のこげてく肌みて夏を知る       田尻萌々子

万緑の吐息聞こえる夜の森       樫村日奈太

秋の暮駅のホームに迷い鳥       大竹 捺未

夏祭り射的の名手おもちゃがり     片山 諒平


 

2015年9月2日水曜日

足立区立東栗原小学校3年生の俳句教室





足立区立東栗原小学校3年生の俳句教室です。
急に涼しくなった一日でしたが、夏休みの思い出や学校生活を詠いました。学校で俳句に取り組んでいるので、すばらしい作品がたくさんできました。
 
【足立区立東栗原小学校3年生の俳句】

ねこじゃらしゆらゆらゆれてフラダンス

あかとんぼリボンみたいにとまったよ

いずのうみまっかなゆうひしずんだよ

放課後の夕日がしずむせみの声

わになってリズムにのるよ夏祭り

スズメバチひょう本ばこの宝物